3月 062017
 

今年度の英語は易化の傾向にあると思われる。理由は3点。1つ目はリスニング問題のBにおいて2問とも例年単語や文章で回答する形式であったが、今年は1問は選択問題となった点。

2つ目は大問3にも必ず空欄に単語を書かせる問題が存在していたが今年はすべて選択肢であった点である。

3つ目は昨年と同じく大問4の英問英答の問題も文章で答えるのではなく選択肢で答える形式の問題が継続された点があげられる。さらに各長文自体の長さも変わらず難易度の高い単語も存在しない。また問の前後をしっかりと読むことによって選択肢を選ぶことができ、読み取った長文を深く考える設問もない。以上のことから今年度の英語は得点差がつきにくいため都立合格を目指すうえでは間違えてはいけない問題であったと思われる。

やや脱線するが,大学受験まで視野を広げて問題を眺めてみると,都立入試の英語共通問題で9割以上の得点をとったとしても,高校入学後,そして大学入試を次の目標と考えた場合,英語の力があるとは言いがたい。都立の共通問題は,文法や語彙についての要求がかなり低いということである。受験生としてきちんと得点できたことはもちろん誇りに思ってよいが,大学入試では文法と語彙の力を持つことが最低限の要件である。今後の英語の勉強についてはより一層のレベルの向上を期待したい。

 Posted by at 6:46 PM

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