9月 062015
 

今回は去年の中3生の外部模試での成績を例に,当塾の指導と絡めながら,そのどうやって伸びたかを追ってみようと思います。

■Cさん/中2冬入塾

8月 10月 11月1 11月2 12月1 12月2 1月
3教科 60 60 56 56 57 60 63
5教科 55 63 61 61 61 63 67

都立上位を志望するCさんは,まず中3夏までに理科・社会の得点力をつけることに特に力を入れました。塾の授業教材を利用しペースを決めて基礎知識を徹底的に復習し,中3夏のが終わった段階で既習分野であれば入試問題で8割は得点できるところまで来ていました。8月こそ5教科での模試の結果は出ていませんが,その後一貫して5教科の方が高い数字がでているのはそのためです。

夏からの課題はまずは数学。都立上位レベルであればグルーブ作成問題(自校作成問題)を解ける力が不可欠です。グループ作成校対策クラスの受講や補習を通して演習量を十分に確保し,途中経過の長い問いに対応する力を身につけていきました。最終的にはグループ作成校の数学で十分合格ラインを越えるレベルに。

もう一つの課題は,夏からと言わず一貫して,そして全教科で課題だったケアレスミスを減らすこと。多くの生徒がここを課題としますがCさんもその例に漏れず。入試問題だと一問あたりの配点が大きいため小さいミスが大きな減点につながります。授業内外で指導の時間を最も割いたのはこの点の改善であったかもしれません。ケアレスミスの対策は自分がミスしやすい部分を自覚することが重要で,その部分を発掘してはテストの時間内にどのように見直しをするのかなどを話し合いました。

最終的に入試のタイミングにあわせて伸び続けることができ,無事志望校合格を果たしました。

■Dさん/中3春入塾

8月 10月 11月 12月1 12月2 1月1 1月2
3教科 44 49 49 50 59 62 55
5教科 43 47 47 50 58 61 58

入塾当初はおそらく偏差値40もなかったであろうDさんは中3一学期の中間テストが終わったあたりからスイッチが入り,学習時間が大幅に増えます。勉強はやった時間に比例して伸びるとは言えないところがあるため,しばらくは思ったように結果が出ずに途中何度か気力を失いかけたこともありましたが,面談や補習を通して学習の継続をサポート。そしてその結果が突如12月に現れます。

各教科の基礎事項の確認を中3の夏休みごろまでに済ませ,単問形式の問いには秋口にはすでに対応できていましたが,解答までに複数のステップを経たり,資料や図表を読み取り解答につなげるといった入試問題形式の問題に苦戦。2学期は定期テスト対策と平行しながら,じっくり問題を読んで解くことに重点を置きました。解答の理由を繰り返し問います。「図のどこを見たらその解答が出てくるの?」「そこにたどり着く前に,この点の座標は出してある?」こうした手順の踏み方に慣れたのが12月。ここで模試の結果が出るようになったのです。

最後に少し息切れがありましたが,入試で偏差値60ほどの高校に合格。今でも時折塾に顔を出してくれるこの子は,高校でも部活に力を入れながらきちんと勉強を続け,校内の成績上位者としてがんばっています。

 Posted by at 11:06 PM

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