9月 192017
 

冒頭,私事で恐縮ですが,このたび高校受験部統括の任をいただいております私,野中は,平成29年度司法試験に合格をいただきました。

とはいっても,勉強期間3年,受験回数1回,大学在学中に合格という猛者(いわゆるエリート)もいる中で,大学卒業後からのんびり勉強を開始し,足掛け10数年,受験回数4回というぎりぎり崖っぷちでの合格でした。正直いって司法試験受験生としてはあまりに凡庸な,言ってしまえば落第生です。

そもそも,なぜ司法試験などというマニアックな試験に挑戦し続けていたのか,というと,小学生のころ,母親との会話の中で,おそらく冗談だっただろうと思いますが,弁護士になったらどうかということが話題に出たのです。おぼろげにしか覚えていませんけれども。当時,確か小4くらいだったでしょうか,弁護士などという仕事がいかなるものかなど知る由もありません。しかし,30代も半ばを過ぎたころまで勉強を続けるきっかけの一つには間違いなくなった。不思議な気持ちがしますが,何気ない会話が人生に大きな影響を与えることの一事例といえるかもしれません。そして長じていくにつれて,弁護士という職業の持つ社会的ステータス,ブランドに対し,資格が得られるならば得ておけばよいか,ぐらいの(かなり邪な)動機で勉強を始めたのでした。

いまにして思えば,他の司法試験受験生が(本当に思っているかはかなり疑わしい事例を多数みてきましたが)「社会正義のため」等の大変高級な動機で勉強しているのに対し,自分はといえば,上記のようなかなり薄弱な動機で勉強していたものですから,おそらく受験にかける馬力がそもそも足りていなかったのでしょう。ずいぶんと時間をかけてしまいました。

さて,この後の記事では,少し(どころか大分)前まで振り返ってみたいと思います。長くなりますが,お付き合いいただければ幸いです。全部で5000字を超えてしまいましたので,これもまさかのシリーズ物になりました。いつも長くてごめんなさい。

 

高校受験部統括 野中

 

 

 Posted by at 9:52 PM

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