9月 192017
 

2015年夏から,西荻塾の全スタッフ,通ってくれる生徒諸君全員とともに歩んできたのですが,正直なところ,司法試験に合格する見込みなんか一度としてたったことはありませんでした。今回だって,まともに勉強できたのは,おそらく試験直前の2ヶ月弱です。これは,たった2ヶ月で自分が受かったことを裏側から自慢したいとか,それほどまで勉強時間が圧迫された業務状況に恨み言を言いたいとか,そういう矮小なことは,本当に,全く,心から,これっぽっちもありません。ここで何を申し上げたいかというと,特にいまを苦しんでいる西荻塾在塾の受験生諸君に,精一杯やれるだけのことを,与えられた環境で行ったらば,あとの結果はご縁なのかもしれないよ,ということをいって差しあげたいだけなんです。

 

私は,周りの多くの方々の助けで,ここまでなんとかかんとかやってこられました。独力で何かを成し遂げられたことなんて,おそらく何一つありません。そもそも,今回,5月にまるまる一週間お休みをいただいてのうのうと受験できたのは,そうした環境を整えてくれた当塾全スタッフの協力なくしては叶わないことがらでした。皆皆すべておかげさま。

自然とこのような心持ちになれたことが最大の収穫といえるかもしれません。なにはともあれ,受験指導者あるいは教育者の端くれとしては,落第司法試験受験も大学受験も含めた,これまでの私の遠回り人生の全てが,意義のあるものになるだろうと思っています。

まず,このように遠回りしただけ,受験生としてやってはいけないことが何かということについてわかる(事例を多く経験している)。また,受験生活では様々な局面で,大なり小なり何らかの問題,トラブルが発生しますが,トラブルの場面でどのように対応することが適切かを経験上語ることができる。さらに,当然のことながら,具体的な学習の場面で,何をどのようにやったら最終的に合格できるのか,ということを,これこそ経験をもって語ることができる。特に,昨年度までは第一志望の夢を叶えるという経験を自分自身していなかったのですが,今年度からは,そのことも含めてお伝えできるというのは本当に大きいと思います。生徒に対し,自分の経験のエッセンスを抽出して語り,しなくてよい遠回りをさせないような方策を立て,実践することができる(純粋に教育の観点に立てば,遠回りも意義があるのですけども,高校受験は1回だけですからなるべくなら合格してもらいたいので,このうように考えます。)。

 

以上,長々と語って参りました。これ以外に私という人間を構成する経験値,特に講師として役に立ちそうな経験値はほとんどないと思います。初めて私という講師を知ってくださった方には,こうした思いで生徒を担当させていただく講師が西荻塾にはいるということを併せてお見知りおきいただければと思います。講師の研修等は主に私が担当させていただいていますが,研修時にもこうした考えを前面に押し出しております。こうした考え方は,当塾の根本理念にかなうものだからです。

すでに私どもにお子様をお預けいただいている保護者の方。当塾の在り方・指導理念にご賛同いただき,心より感謝申し上げます。お預かりしているお子様一人ひとりに,愛情と責任感を持って,私たちの能う限りの受験指導をさせていただきたく思います。

また,初めて当塾Webページをご覧になっておられる,塾をお探しの保護者の方。これまで縷々述べて参りました内容にご賛同いただけるようでしたら,当塾がぴったり,かもしれません。体験授業を受けられてから,入塾の是非をご検討いただければと思います。

 

それでは,最後までお読みいただいてありがとうございました。今回の合格で,私は10年来なりたかったものになる資格を得ました。もっとも,月並みではありますが,ここはスタート地点に過ぎません。私自身に勉強不足なところはまだまだ限りなくあります。もっともっと研鑽を積み,これまで以上に受験指導の専門家として,目の前の生徒の指導に邁進して参ります。どうぞ,今後とも西荻塾をよろしくお願い申し上げます。

 

高校受験部統括 野中

 Posted by at 9:58 PM

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