12月 182017
 

12月も半ばに入り,第一志望校をどうするか,という問題がいよいよ現実味を帯びる時期になりました。そこで,受験校決定にまつわる当塾のスタンスと苦しさ(?)のようなものについて語りたいと思います。

当塾の受験哲学の一つに,塾生には『○(まる)を取って卒業してもらう』というものがあります。「○」とは受験校の合格を言うのですが,ここでは特に『都立高校志望者による都立高校の合格』を指しています。努力を形にできた上で卒業してもらいたい。それが当塾高校受験部の基本的スタンスです。

第一志望校に合格してもらうことが西荻塾高校受験部一番の願いであり,それが受験生の願いであることは当然のことです。しかし,第一志望校への挑戦は,時として非情な決断が必要になるものです。合理的な挑戦と無謀な負け戦とは全く意味合いが異なります。記念受験に意味はありません。ぎりぎりのところで勝負に出るべきか否かを,客観的データと指導実感に基づいて判断することこそ,私たち受験専門家にできる最大のお手伝いだと考えます。

ですから,第一志望校については,本当にぎりぎりのところでワンランク下げた学校を受験するように助言差し上げることがあり得ます。苦渋の決断ではありますが,塾生には『○を取って』巣立ってもらいたいのです。つらい努力を重ねている,そのことを直接見ているからこその,親心…といったら大変僭越ではありますが,まさにそのくらいの気持ちで塾生の受験結果にはいいものを得てもらいたいのです。

したがいまして,受験校決定は,それこそ2月第2週の差し替えのその日までもつれることが例年あります。それは,以上のような考えから出ている,という点をご理解いただければと思います。

なお,ご家庭によっては,気持ちの踏ん切りのためにも,どんなに可能性が低くても(場合によっては可能性が0に限りなく近くても)第一志望校のランクを落とさずに挑戦する,といったケースもあります。こうした場合には,当塾の有するあらゆるデータ,それらに基づくあらゆる判断を,余すことなくすべてお伝えした上で,最終的な決定はご家庭に委ねる,というスタンスを取っております。これは,いかに○を取ってもらいたいとしても,第一義にあるべきは受験生本人・保護者様の意思であることは当然だからです。

以上のような心持ちで,西荻塾高校受験部全スタッフは,最後の最後まで,塾生の最高の笑顔,すなわち合格のために,できることをすべて実施してまいりたいと思っております。塾生とともに,残された時間を全力で駆けていきたいと考えております。

 

高校受験部統括 野中

 

 

 Posted by at 1:57 PM

Sorry, the comment form is closed at this time.