指導方針 どこまでも正攻法に込めた思い

西荻塾高校受験部の指導方針

まず,冒頭に申し上げます。
受験の道のりは,決して楽な道のりではありません。
内申点が伸びる,模試が上がる,志望校のレベルを上げる,どれも塾のメッセージとしてありふれたものではありますが,西荻塾はそのようなことを仰々しく申し上げることはいたしません。

西荻塾の指導は,ただ一点。努力を真剣に行う中学生を育てること。

だから,西荻塾は,難関専門塾ではございません。入塾時に定期テストの英語の点数が20点台という子も普通におりました。
そして,西荻塾では,たゆまぬ努力によって道を切り開いていくわけですから,難関に合格する者が出てくるのは当然であります。ことさらにそれを強調することはありません。

これまで,西荻塾は,大学受験において東大,一橋大,早慶大等を始め,徹底した努力をもって最難関大学合格の夢を叶えた生徒たちを送り出して参りました。西荻塾では,プロセス(努力)と徹底して向き合う指導を「徹底的に」,「厳しく」,「そしてあたたかく」行っています。

知識を前提として,現場で考えてしっかりと問いにぶつかること。

近年の高校入試事情は変化しています。共通入試では8~9割以上の得点をするために,そして独自入試,難関私立入試においては真正面からそれが問われているのです。現場でしっかりと考えることができなければ,頭打ちになるのが現在の入試です。そのためには,正攻法の努力を積み重ね,長期的な視野で学習を継続する強さが肝要です。

このような「力」は,その後の大学受験においても強さとしてあらわれることでしょう。そもそも,人はひとりで生きていくことはできません。周囲の人々の刺激を多分に受けてその環境の中で人格的な磨きをかけていくものです。

受験は,努力をしなければならない機会です。

努力をするべきときに,一生懸命努力を積み重ねることが最適解です。勝ち取った進路は,あなたを成長させる素晴らしい環境を約束してくれるはずです。高校受験はその序章として,極めて大きな意味を持ちます。中学校までと異なり,より自らの力でいくつもの扉を開き,将来に向けて歩みを進める機会が増えてきます。これから,不断に素晴らしい環境のもとで自分を磨いてみたい中学生に,西荻塾高校受験部は徹底して努力を覚えさせ,その結実を喜びに変える教育を行います。西荻塾の受験指導は,「教育」であります。

 ・事前の宿題から一切のごまかしをしない。たとえ分からなくても,真剣に考え,授業でそれを氷解させようと目を光らせている。
 ・復習小テストでは満点を取る。
 ・徹底した反復ドリルを授業前後で競い合う。爽やかな笑顔で他者に差をつける。
 ・自分できちんと効果的な自習ができる中学生として精神的な成長をする。
 ・目標に向け,メリハリをつけて,自発的に学習を進められる。
 ・中長期的な視野で,長い時間の努力をいとわない。休みの日は,自習室で10時間の勉強を続ける。

実際の塾生たちの様子はこちらをごらんください。

これも,「中学生」です。実際に西荻塾で学びを進めた中学生の姿です。勉強詰め込みの側面ばかりで人格的に偏りが生じるのではないか,などという誹りは歯牙にもかけません。そもそも努力をさせないほうが問題です。

繰り返しになりますが,努力は人を育てます。

我々は,そのような「中学生」に敬意こそ払いますが,何一つ心配していません。
このような者たちが,高校受験を勝利し,ひいては大学受験を勝ち抜き,そして立派な社会人として活躍しています。
高校受験から大学受験まで西荻塾で勉強を重ねた者のなかには,大学の学費免除を得て,現在警察官として国際捜査の場にいる者もいます。会社を設立し,実業家になった者もいます。

西荻塾は,すべての部門において,真剣に駆け抜けようとする者と一緒に戦います。
どうぞ,西荻塾の扉を開いてみて下さい。
そして,最後に繰り返しとなりますが,西荻塾は難関校のみを対象とした塾ではございません。人を育てる塾です。

【西荻塾の授業方針】

西荻塾では,これといって特殊な指導を施すことはありません。
まっとうなことを,まっとうに,必要十分に指導しています。
力のつく磨かれた授業は当然として,選び抜かれたドリル,そして,自学自習の指導を行っています。

 <本人の学習姿勢に直結する指導体制>

西荻塾独自の徹底したカウンセリング指導について詳しくはこちら

 <詰め込み学習を行います>

「詰め込み」は学習の基本と考えておりますので,指導の一環として徹底して行います。
「詰め込み教育の弊害」などという言葉はおそらくは,詰め込みに耐えられなかった(避けてきた)方ないしは,正しい詰め込みを知らない方の言説に他なりません。確かに,「詰め込み」というネーミングはやや語弊がありますが,「詰め込み学習」とは「徹底した反復基礎演習」のことであり,すべての学習の基本です。

1日2問短答問題を覚えるタスクがあるとしましょう。
100日で200問などという計画は絶対に破綻します。まず,完璧にそれを継続できるはずがありません。3ヶ月以上先の予定は分かりません。それどころか,100日後に,初日,2日目の人物の名を正確に覚えているでしょうか。
いかに200問を早く終わらせ,記憶の残るうちに2周,3周と苦手を洗い出し,反復するか。生まれてから言葉を覚え,試行錯誤の中で繰り返しながら生きる手立てを学んできた人間の本能に訴えかける学習こそ,「詰め込み学習」の神髄です。
バスケのシュートは1日2本,100日で200本ではうまくなりません。
ただし,闇雲な詰め込みは弊害が大きくなります。適切なものを,徹底して反復演習すること。練りに練ったものを準備してお待ちしています。
※大学受験部においても,一定の時期に詰め込み期間を設けています。例えば,数学の問題集を4冊だったり,1000問の英文法の問題集を2週間で貫徹するような強靱な精神力と脳力を鍛え,東大や一橋大に合格していきましたし,我々もそういう時間を過ごして参りました。皆がその期間,目を血走らせて粛々と自習室で筆記具の音を響かせる空間を是非ご覧下さい。もちろん,彼らの頭のてっぺんからつま先まで,各人の確固たる「意志」が貫いております。
詰め込み弊害論の熱烈な支持者の方は,別の塾をご検討下さい。西荻塾にはできませんが,詰め込み教育の弊害を生まずに学習指導できる塾は広い東京にあるのではないでしょうか(ただし,存じ上げませんのでご紹介もできかねます)。

<間髪を入れずに問答を実施した授業となります>

授業では,原則としてランダムに,そして頻繁に指名し,回答を求めます。授業時間のすべてが緊張感のある空間となり,不断に頭を使い,そして発話によって理解を確かなものにします。
講師は,授業ごとに,その日に絶対に持ち帰らせるべき内容を事前に分析,準備の上,効果的な発話により授業空間をプロデュースしていきます。あっという間の授業時間で,知的好奇心がかき立てられる面白い授業を受けていただけると思います。
したがって,指名されるのがいやだ,とか,人見知りが激しい,など,特殊な配慮をお求めになる方も,他塾のご検討をお願いいたします。一切の配慮はいたしません。